妊娠中に控えるもの

妊娠中、タバコやアルコールを控えるというのは広く知られていますが、意外なものでも気をつけなければならないものがあります。
この時期ならではの食べ物もあります。今回は夏によく食べられるものもピックアップしました。

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ビタミンA(うなぎ、レバー)

ビタミンAを妊娠初期に大量摂取すると奇形の発生が増加すると言われています。
ビタミンAには動物性食品に含まれるレチノールと、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンがあり、β-カロテンは必要な分しかビタミンAに変化しませんが、レチノールはそのままビタミンAとして働くため注意が必要です。
妊娠中は鉄分が豊富なうなぎやレバーを食べるよう言われますが、ビタミンAも多く含まれますので妊娠3ヶ月までの大量摂取は控えましょう。
また、マルチビタミンなどのサプリメントの中にビタミンAが含まれるものがあります。
β-カロテンという表示であれば大丈夫ですが、ビタミンAやレチノールという表示があるものは服用を避けて下さい。

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生 肉

妊娠中に気をつけなければいけない感染症の一つとして、トキソプラズマ症というものがあります。
トキソプラズマはペット(特にネコ)からうつる病気で、胎児に悪影響を与える可能性のあるものとして知られています。
しかし、現在の日本でトキソプラズマに感染しているペットは非常にまれで、野良猫のふんを検査してもほとんど見られないほどです。
(ペットの検査は動物病院などで600円程度で行えます。)
そのためネコを飼っているからといって過度に心配する必要はありませんが、ふんの始末は家族にお願いし、自分で行う場合はビニール手袋を使用しましょう。
実際に感染するのは、生肉を食べた場合がほとんどです。
妊娠中は馬刺しやレアのステーキ、生ハムなどを食べないようにし、生肉を調理したあとはすぐに手や調理器具を洗うようにしましょう。
また、ガーデニングなど土をさわることでも感染することがありますので、手袋の着用や手洗いを心がけましょう。

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アロエ

アロエは便秘に効くとされていますが、胎盤を通過し、胎児の腸管も刺激して羊水中への胎便の排出を促すと言われています。
また、アロエには子宮収縮作用もあるため摂取は控えましょう。

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人口甘味料

妊娠中は体重が気になるから…と“カロリーオフ”や“ダイエット”と書かれた炭酸飲料などを選びがちですが、低カロリーで甘いものには人工甘味料が入っています。
特に人工甘味料の一つであるアスパルテームを多量に摂取すると脳に悪影響があると言われており、胎児にも影響がないとは言い切れないようです。
ダイエットコーラや、ミント系のタブレットにも使用されていることがあります。